親切なことをしたら1秒で忘れよう!

親切のつもりだったんだけど…

こんにちは、植木です。

良かれと思って親切心から起こした行動。
でも、スルーされたり、反応が薄かったり、当たり前みたいに扱われたり…

そうすると、どうしても傷ついて、
悲しい気持ちになってしまいますよね。

そんな経験、一度はあるものです。

そしてそうやって悲しい気持ちになって、
たまたまこのページにたどり着いたあなたは、
親切で行動を起こせる優しい人ですね。

親切なことをしたのに、悲しくなってしまったとき。
どうやって気持ちを処理すればいいんだろう?

他の人も同じ経験ってあるのかな?

なんて考えてしまいますね。


こんなことがありました。

近くの神社で毎年、「つつじ祭り」が開催されます。

とても人気の催しで、
神社内の小さな山にぎっしりと植わった、さまざまな種類のつつじの花を楽しめ、たくさんの人々で賑わいます。

そんな「つつじ祭り」に、今年も行ってきました。

山の入り口の券売所で、巫女さんから券を買い、
ゆっくりと見てまわります。

開催期間は一ヶ月ほどありますが、
つつじは早咲きのもの、遅咲きのものとバランスよく植えられているので、
いつでも楽しめます。

美しいつつじを眺めて歩いていたそんな時。

小さくて狭い歩道に、飲み終わった空のペットボトルが落ちていました。

わざとなのか、落としてしまったのかは分かりませんが、
美しい景色を台無しにするようなものですし、
踏んでしまったら危ないです。

ですので、私はそれを拾い、
手に持ったまま引き続き、つつじを楽しむことにしました。

自分で捨ててください。

つつじ山の出口は、入り口とひとつになっています。

つつじを見終わった私は、
出口と同じ場所にある「券売所」に向かいました。

「すみません」

券売所の巫女さんに、私は声を掛けました。

「歩道にペットボトルが捨てられていたので、拾っておきました。
そちらで捨てていただけますか?」

巫女さんは、よく分からないというような怪訝な表情で言いました。

 

「ごみはゴミ箱に捨ててください」

 

・・・ ・・・ えっ?!


良いことをしたと思っていた…

予想もしなかった反応に、
私は少しムッとしてしまいました。

我ながら、心がせまいと思います。

良いことをした、褒められるような、喜んでもらえるようなことをした、と思ってしまっていたのですね。
巫女さんからそんな反応があるなんて、思いもしなかったのです。

もちろん、自分でゴミ箱にペットボトルを捨てればよかったかもしれません。

でも、その神社内はゴミ箱はなく、
つつじを見たあとも少し神社を散策しようと思っていたので、
ハンドバッグに入らないそのペットボトルを、手で持って歩きまわるのはいやだったのです。

しかも、誰が飲んだか触ったかわからないペットボトルを。

自分の説明が悪かったのかと思い、
私はもう一度、巫女さんに説明しました。

「これは私が飲んだペットボトルではなくて…。
誰かが、飲み終わったものを歩道に捨ててしまっていたものを拾ったんです。
申し訳ないんですが、そちらで捨てていただけますか?」

そうしたら巫女さんは、
「拾ってくださってありがとうございます」
と、差し出したペットボトルを受け取ってくれました。

ただ、その時も、笑顔ではなく、
怪訝な表情のままでしたので、

“訳わかんない言いがかりつけてゴミを捨てさせた奴”
みたいに思われちゃったかなぁ…

と、もやもや、落ち込んだような腹立ちのような気持ちで
帰ることになったのです。


気持ちの整理ができない

せっかくのお休みの日。

たのしく出かけて、つつじを観て、
ちょっとだけ良いことをして…

と素敵な休日になるはずだったのに、
心の中が黒いもので満たされて、
私は暗い気持ちで家に帰っていました。

何が悪かったんだろう、

説明が悪かったんだろうか、

ゴミを捨てるところまで最初から自分でやればよかったのかもしれない…

そんなことを考えながらトボトボと歩いていたときでした。

心の重りがなくなった

ふと、ある文字が視界に飛び込んできたのです。

 

してやったと思うから、腹が立つ。

 

帰り道にあった、お寺の前に貼りだされていた、いわゆる「ためになる御言葉」でした。

 

「してやったと思うから、腹が立つ。」

親切に「してやった」のに…?

そうか、と思いました。

私は良いことを「してやった」、
そんな上から目線、そんな気持ちで親切をしていたんだ。

だから、それを分かってもらえなくて、
こんなに腹立たしく思っているんだ、と気が付きました。

親切を「してやった」んじゃない。

自分が「したいからした」だけ。

ただ、それだけ。

感謝されたくて、褒められたくて、したわけじゃない。

「やりたいからやった」

そこで行動は、おわり。

それでよかったんだ。

そう気が付いて、スーッと心が軽くなりました。

なんだって、見返りを求めて何かをすると、
がっかりしたり期待はずれだったりすることが多いです。

実際、親切なんて人に気付かれることは少なかったりします。

でも、それで当たり前。

やりたくてやったんだから、いいじゃない。

その場を見過ごしていたらきっと、後々まで思い出して、
「やればよかったなぁ」
なんて思い悩んだりしていただろうから。

人生って、必要なときに、必要なアドバイスにタイミングよく、出逢えたりするものなんですよね。

近所のお寺のお坊さん、ありがとうございます(笑)

優しい皆さんの気持ちも、軽くなりますように。

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